関西支部35周年 『岡山地方大会』
平成14年度の関西支部地方大会が、10月26日(土)・27(日)の両日、岡山の川崎医療福祉大学で『関西支部35周年記念大会』として開催されました。
支部ニュース No. 125 には,支部長および大会長の小郷先生より地方大会を終えての感想を頂き掲載しました.
本大会の開催に際し川崎医科大学の皆様には格別のご協力を頂き誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
記
開 催 日:平成14年10月26日(土) ・ 27日(日)
開催場所:川崎医療福祉大学 講義棟4F・4602講義室
岡山県倉敷市松島288
大 会 長:小郷 哲 (川崎医科大学 医用生物センタ−)
懇 親 会:ホテル倉敷 (JR倉敷駅ビル) 事前5,000円、当日6,000円
《プログラム》
メインテ−マ;『動物飼育施設における環境・労働衛生管理』
シンポジウム;「実験動物施設におけるアレルギ−について考える」
10月26日(土)
11:30 受付開始 ポスタ−掲示
12:00 開会の辞
12:10 『関西支部35周年大会記念式典』
・ 支部長挨拶
・ 功労者表彰、記念品授与
・ 受賞者挨拶
12:50 『記念講演』
「関西支部35周年に寄せて」
−実技協の過去・現在を思い、これからの未来に向けて−
大和田 一雄 実技協理事長 山形大学医学部
14:00 『教育講演』
「動物飼育施設におけるGLP対応と技術者の役割について」
飯塚 壮 潟Aスク、元(財)実験動物中央研究所
15:10 『一般演題』
・トレッドミル装置を用いた抗疲労効果実験モデルの検討
○美濃部 典子、木村 恵人、荒木 しおり、木村 伊佐美
滑ツ境バイリス研究所
・イヌ回虫の感染実験に適したマウス系統の検索(仮題)
○後川 潤、古川 典子、的場 久美子 川崎医大・寄生虫学
小郷 哲、下村 都、北 徳 川崎医大・医用生物センタ−
・スーパー次亜水による動物実験施設における衛生管理の可能性
−飼育排水施設での応用の可能性−
○重本 雅之、浅野 浩 潟Gイチ・エス・ピー
城戸 大太喜 潟<fィカルエイジェント
・マウスの水迷路学習実験における剰余変数の統制
−正確なデータを得るための注意点−
○桐山 美香、北村 佳久、牛s動医科学研究所
土江 伸誉 関西学院大学、磯 博行 兵庫医科大学
・卵トレイの金属製ケージ用トレイへの応用について
○榊原 和佳子、金田 博幸、龍門 徳彦、千葉 薫
開Tクリエイティブサ−ビス 高槻事業所動物管理課
・ケ−ジ内飼育のイヌが自分の糞を踏むのは正常な行動だろうか?
○北 徳、小郷 哲、人見 貞江、生和 幸子、下村 都
川崎医科大学 医用生物センタ−
・床敷の選定及び量の検討−第2報−
〜パルプ等加工系床敷5種類の居住嗜好性〜
○丁畑 勇一、草場 加奈子、橋村 博 ケーエーシー(株)
梅田 雅臣、上田 弘 バイエル薬品(株)中央研究所
・1題調整中
16:30 休憩・雑談
17:00 『特別講演』
「熱帯アフリカにおける寄生虫調査について」
−調査結果、現地での生活・文化・医療事情について−
下田健治 川崎医療短期大学
18:10 懇親会々場へ移動(大型バスが出ます)
18:30 懇親会・ホテル倉敷(倉敷市阿知1-1-1 JR倉敷駅ビル6階 426-6111)
『ポスタ一発表(掲示)』
・アレルギ−アンケ−ト集計結果報告
関西支部事務局
・中国産カニクイザルで認められた舌虫症
荒木 しおり 滑ツ境バイリス研究所
・動物施設における最適消毒方法の検討 −滅菌剤Exsporの導入検討−
藤枝 光博 大鵬薬品工業
・好酸球増多症を自然発症するラット(MES) −血液学的背景デ-タ−
松下 宗史 大鵬薬品工業
・実験動物福祉に寄与した『アン・ロス』ご存じですか…?
佐藤 良夫 大阪大学歯学部
・マウスの行動傾向・学習能力測定法標準化の試み
土江 伸誉 関西学院大学、 磯 博行 兵庫医科大学、
北村 佳久 桐山 美香 牛s動医科学研究所
・実験動物関連の情報提供 −疾患モデル、TG動物、手袋等、その他−
日本クレア梶A日本エスエルシ−梶A日本チャ−ルス・リバ−梶A
原田産業
10月27日(日)
9:00 シンポジウム
「実験動物施設におけるアレルギ−について考える」
1. 実験動物アレルギーの予防・対策
国立保険医療科学院 生活環境部 特別研究員 山崎 省二
2. 「実験動物アレルギ−アンケ−ト」集計結果報告
実技協関西支部幹事 松下 宗史
3. 実験動物アレルギー防止対策
−粉塵及び空中細菌、アンモニアの拡張防止−
鹿児島大学生命科学資源研究センター 小原 徹
4. 手袋アレルギー関連のお話(仮題)
ラテックスアレルギーフォーラム代表 中出 伸一
総合討論
12:30 閉会の辞