『 滋賀地方大会 』
平成13年度の関西支部地方大会が,昨年10月20日(土)・21日(日)の両日,滋賀医科大学にて鳥居先生をはじめとする動物実験施設の皆さんの御協力のもとで,約130名の参加者を迎え開催されました.
支部ニュース No. 120 には,支部長および担当幹事より地方大会を終えての感想を頂き掲載しました.
≪ 滋賀地方大会プログラム ≫
開催日 : 2001年10月20(土),21日(日)
開催場所 : 滋賀医科大学 看護学科校舎 看護第一講義室
滋賀県大津市瀬田月輪町
大会長 : 鳥居 隆三 (滋賀医科大学医学部 附属動物実験施設助教授)
メインテーマ : 『動物飼育施設における衛生管理と微生物モニタリング』
シンポジウム : 「動物飼育施設の滅菌消毒方法について考える」
10月20日(土)
13:00 開会の辞
13:10 『教育講演 T』 □座長 坂本 雄二(千寿製薬梶j
「医学研究用霊長類の現状と将来 −発生工学的手法の活用−」
鳥居 隆三 滋賀医科大学医学部附属動物実験施設
14:30 『教育講演 U』 □座長 千葉 薫(鰍iTクリエイティブサ−ビス)
「微生物モニタリングの日動協メニュー(マウス・ラット)の改定について」
日柳 政彦 (社)日本実験動物協会 モニタリング技術小委員会
16:00 一般演題
□座長 尾崎 公史(三協ラボサービス梶j
・ウサギ飼育室における緑膿菌の分離状況について
○高塚 秋光,井手 裕美,牧 浩子,高橋 明之
千葉 薫 鰍iTクリエイティブサ−ビス
・サルの検疫とBウイルスの抗体検査結果
○中川 孝博,鳥居 隆三 滋賀医科大学動物実験施設
・微生物モニタリングによるラット蟯虫の検出と
パモ酸ピランテルによる駆虫の効果
○内田 晃,寺門 一郎,石橋 国夫,鳥居 隆三
滋賀医科大学動物実験施設
□座長 松下 宗史(大鵬薬品工業梶j
・ラットにおける頸静脈採血用保定器の検討
○山口 昌宏,近藤 泰史,林 泰司 大鵬薬品工業 安全性研究所
・実験動物技術者としての改善例
―タイムカ−ド入退室記録,ウサギ尿石付着軽減策等―
○久保 武 東レ梶@基礎研究所 安全性研究室
・塩素添加装置取り付けによるフラッシング使用水量削減の検討
○橋村 博 バイエル薬品中央研究所動物管理室((株)ケー・エー・シー)
□座長 有木 豊(鐘淵化学工業梶j
・当施設におけるトランスジェニックマウス作製技術の確立について
○寺門 一郎,石橋 国夫,鳥居 隆三 滋賀医科大学動物実験施設
・Jcl:SDとCrj:CD(SD)IGSラットの発育ならびに血液学的・
血液化学的検査値に及ぼすケ−ジサイズの影響
○有冨 博之,小坂 光浩,根本 良夫,原口 心雄,西本 寛治,
杉本 達也,神田 政典,東山 昇 塩野義製薬 油日ラボラトリ−ズ
・GK/Crjラットを用いた糖尿病促進試験
○伊藤 雅起,長谷川 一雄 日本チャールス・リバー
18:30 懇親会(ホテルニュ−サイチ)
10月21日(日)
9:00 シンポジウム
「動物飼育施設の滅菌消毒方法について考える」
□座長 田島 優(大阪大学医学部
動物実験施設)
池渕 一也(大鵬薬品工業
安全性研究所)
(1)ホルムアルデヒドガス殺菌 ―業務代行会社の立場から―
清崎 俊雄 還ルシャンクリンテック AS事業部本部 技術部
(2)高度殺菌剤エクスポアーを用いた施設消毒
遠藤 幸夫 竃村事務所
(3)ホルマリンを用いた消毒の事例紹介
左近上 博司 滑ツ境バイリス研究所
(4)動物飼育施設における滅菌・消毒 ―エクスポアーの導入検討―
藤枝 光博 大鵬薬品工業 安全性研究所
(5)ホルムアルデヒド処理装置の開発 ―触媒性能とフィールドテスト報告―
○ 品田 宜輝,海老根 猛 潟eクノ菱和
杉浦 彰彦,永江 啓夫 潟<泣Vャンクリンテック
(6)スーパー次亜水による実験動物施設における衛生管理の可能性
○ 重本 雅之, 浅野 浩((株)エイチ・エス・ピー),
城戸大太喜 ((株)メディカルエイジェント)
総合討論
12:30 閉会の辞